ご挨拶

ご挨拶中学3年生の時、高校受験の頃だったと思います。
自分が将来どんな仕事をやりたいかと考えた事があり、建築設計の仕事がやりたいと思っていたこと今でも鮮明に覚えています。

私の父親は職人でした。
私が生まれる前は大工様、左官様と職人さんに「様」を付ける時代がありました。父親はさすがに「様」を付けて呼ばれてはいなかったですが、まさしく左官工でした。
今の住宅建築では、左官工の仕事と言えばせいぜい建物基礎の表面モルタル仕上げ程度です。昔は外壁はもちろんの事、室内の和室壁などあたいまえのように左官工が仕上げていた時代で、小学校の頃よく父親の仕事の手伝いをさせられました。
今の建物の廻りに建てる足場は鋼製足場ですが、当時は丸太足場が主流で階段も無く、その丸太足場によじ登ったり、ウインチでバケツに入ったモルタル材を父親へ渡したりして、建築というものに対して小さい時から接していたような気がします。

大学は建築を専攻して東京の中堅ゼネコン、その後、地元の不動産会社の建築部門で現場監理の仕事をしてきました。
特に中堅ゼネコン時代は休みはほとんど無く、せいぜい月に1回休みがもらえる程度。
それも前日の土曜日の夕方に「明日休んでいいぞ」といった状況で、よくいう飯場生活そのものでした。しかし、今思えばこの当時は、その時に少しでも手を抜いてそのままにしておくと最後にその何倍にもなって自分に返ってくる建築の大変さを実感した時代でした。
建築の楽しさ、面白さもこの当時に味わい、ヘリコプターの倉庫、介護老人ホーム、食品工場など色々な用途の建物を建てることに携わる事ができました。

そして48歳の時に、地元不動産会社を退職して建築リフォーム会社を設立。
10年間建築リフォームの仕事をしてきました。
自分の中で建築という仕事に長年携わってきましたが、どこかまだ納得できない自分がありました。
それはリフォーム会社では味わえない、新築住宅建築でした。
お客様と出会い、初めから最後までそのお客様の携わり感動を与えたい。それは自分にとってもすごく楽しい事ではないかと思うようになり、今に至っています。

L.STYLE HOME 建築工房ライフスタイル 代表 田中 昭夫

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